うかいブログ

2020.12.05更新

こんにちは。院長の鵜飼です。
12月を迎え、この1年を振り返りながら新年の準備を進める時期になりました。
新年に向けた準備といえば年賀状でしたが、最近では減少の傾向にあるそうです。
年賀状のやりとりは、平安時代の貴族の間で始まったとされています。
平安時代中期に、学者の藤原明衡(ふじわらのあきひら)がまとめた手紙の文例集には、年始の挨拶の文例が記されています。
また、江戸時代には玄関に「名刺受け」を置き、新年の挨拶を書いた名刺を入れてもらうという風習もあったそうです。 そんな昔から年賀状の文化があったとは驚きですね。
12月は年賀状だけではなく、色々な準備に追われ予定が立てづらくなりがちです。
また、年末年始はイベントも増え、美味しいご馳走を食べる機会も多くなります。
歯の調子が悪いとせっかくのイベントが楽しめない、ということにもなりかねません。
忙しくなる年末の前に、お早めに歯の治療や定期検診のご予約をされることをおすすめいたします。

投稿者: うかい歯科

2020.11.16更新

こんにちは、院長の鵜飼です

みなさん、『実はこんな歯があぶない』という事を知っていますか?

【リスクのある歯と対処法】

「歯を突然失う」ということは、事故などを除けばごく稀にしかありません。
多くは病気などが進行して抜けるケースで、ゆっくり進行していくため、長いあいだ本人にも自覚のない場合がほとんどです。
しかし、実はこうした「将来抜ける可能性の高い歯」はある程度予測ができます。
次に挙げるような歯は要注意!もし該当するものがあれば、ぜひ対処法も参照してください。

【歯ぐきからの出血】
歯ぐきからの出血は「歯のみがきすぎ」ではありません。
歯周病菌が繁殖し炎症を起こしている、つまり、「歯周病」の恐れがあります。
歯周病は進行すると歯を支える骨を溶かし、放置しておけば歯が抜けてしまう病気です。
早急に対処しましょう。
(対処法)
歯周病は「沈黙の病」とも呼ばれ、骨が溶けていても出血以外の自覚症状があまりありません。
早めに検査を行い治療を受けてください

【神経をとった歯】
歯の神経には感覚を伝えるだけでなく「栄養を運ぶ」という大切な役割もあります。
そのため、むし歯などにより神経をとってしまった歯は、栄養が不足し『枯れ木』のような状態に
なります。
(対処法)
神経がないことにより、栄養が運ばれないだけでなく、「むし歯」になっても痛みを感じないため気づきにくくなっています。
歯を守るためには、定期的に検診を受け、早期に発見することが非常に重要です。


【ブリッジの土台となる歯】
ブリッジは健康な歯を土台に「橋渡し(ブリッジ)」して、歯が失われた部分を補う方法です。
そのため、浮いたところにプラークがたまりやすく、むし歯や歯周病のリスクが格段に高くなります。
さらに、土台となる歯に負担がかかりやすいため、折れるリスクもあります。
(対処法)
歯間ブラシでブリッジの浮いたところを毎日しっかり掃除することが大切です。
また、定期検診を受けて土台の歯の状態などブリッジ周辺のチェックをしてもらいましょう。

【入れ歯を支える歯】
入れ歯は安定して使用するために残存歯にバネをかけて使用しますが、この歯に余計な負担がかかると寿命が短くなってしまいます。
さらに入れ歯は形状が複雑なため、ケアを怠るとすぐに細菌が繁殖します。
この細菌が残存歯のむし歯や歯周病の原因となり、残っている歯の寿命を確実に短くしてしまいます。
(対処法)
まずは日頃のお掃除をしっかりして、細菌をとり除くことが大切です。
また、入れ歯は歪んだりすり減ったりしてきます。
これを放置すると、力のバランスが崩れ、しっかり噛めないばかりか、残された歯に余計な負担がかかりやすくなります。
他の歯を守るためにも、入れ歯の定期的な調整は必要不可欠です。

 

投稿者: うかい歯科

2020.11.06更新

こんにちは。院長の鵜飼です。
11月22日は「いい夫婦の日」ですね。
パートナーとよりよい関係を築いてほしいと、11(いい)22(ふうふ)という語呂合わせからきています。
普段の想いを互いに伝え合ったり、贈り物をしたりと夫婦の絆を深める機会としてだけではなく、「いいふうふ」のスタートとして11月22日に入籍する人や有名人もいますね。
また「家族を大切に」という意味合いを込め車のナンバーにしている人も多く見かけます。

パートナーといつまでも仲睦まじく過ごすためにも、大切にしてほしいのが歯の健康。
実は、正しいケアを行っていないと、若くても歯は抜けていってしまいます。
いつまでも健康な歯を保つには、歯が健康なうちに定期検診に行くなどの「予防歯科」を心がけることが重要です。
パートナーとよい関係を保つのと同様に、歯との関係もコミュニケーションが大切です。
定期検診で自分の歯とのコミュニケーションを行い、末永く健康にお付き合いしていきましょう。

投稿者: うかい歯科

2020.10.16更新

こんにちは。院長の鵜飼です。
歯の本数と体の関係ってあると思いますか?

【死亡率が最大1.7倍にも!】
みなさんは歯の本数が寿命に影響していることをご存知でしょうか?
ある調査では65歳以上の場合、歯が20本以上残っている方と比べ、10本~19本の方は死亡率が1.3倍に。
そして、10本未満の方はなんと1.7倍も死亡率が高いことが分かりました。

【お口と全身はこれだけ関係している!】
歯の本数と寿命が関係する理由は、口の中の影響が広く全身にも及ぶためです。
たとえば、中高年で歯を失う原因の多くは歯周病によるものですが、実はこの歯周病を引き起こす細菌が血流に入り込むことで、脳卒中・心臓病・糖尿病の悪化といった全身疾患の原因になります。
また、歯の数が少ないと転倒リスクや認知症のリスクが高くなることが分かっており、要介護の可能性も高まります。

このように、歯の本数が少ないことは、想像以上に全身に影響を及ぼすのです。

【生活の質にも影響があります】
また、せっかく長生きしても、歯が残っていなくては豊かな食生活を楽しむことができません。
20本以上維持できれば、タコ・イカ・肉・たくあん・おせんべいなど、ほとんどのものが食べられますが、5本以下になると、バナナやうどんといった柔らかいものしか食べられなくなります。
一生20本以上の歯を残すこと。
これを目指すことは、確実に「豊かで健康に長生きすること」に繋がります。

【1本でも多くの歯を守るために】
歯を残すために最も大切なのは、普段からしっかり予防をすること。
そして、自覚症状が出る前に早期発見・早期治療をすることです。
そのために重要なのが歯科での定期検診です。
右のグラフにあるように、「定期検診を受けている方」と「症状のあるときだけ受診する方」とでは、歯の残り方に大きな違いがあることが分かっています。
定期検診を新たな習慣にして、ぜひ「健康で長生き!」を実現しましょう。

 

投稿者: うかい歯科

2020.10.06更新

こんにちは。院長の鵜飼です。
10月は日没の時間が早まり、秋の夜長と呼ばれる日々が始まりますね。
そんな、夏よりも涼しく、過ごしやすい夜は読書にも適しているとして「灯火親しむべし」という言葉が古代中国で広まりました。
この言葉は夏目漱石の小説『三四郎』にも引用されており、秋の代名詞である「読書の秋」という文化が一般的に広く浸透するきっかけになったと言われています。窓を開けて涼しい秋の風を感じつつ、虫の声に耳を傾けて読書にいそしむにはぴったりな季節。

気になっていた本、読みたいなと思っていた本をそろえて、秋の夜長に巣ごもりするのはいかがでしょうか

また、秋は夏の疲れを癒やして厳しい冬に備えるために、体の状態を整えておく季節でもあります。
例えば、沈黙の病とも呼ばれる歯周病は自覚症状がでにくい病気のため、歯科による定期的なチェックが大切です。
涼しくなり外出の負担も減ってきた季節、治療中の歯のことはもちろんですが、お体の状態を整える意味も含めて、些細なことでもかまいませんので当院にご相談ください。

投稿者: うかい歯科

2020.09.15更新

こんにちは。院長の鵜飼です。

『歯が痛い』、そんな時に真っ先に疑うのが『虫歯』です。
しかし、歯が痛む原因は虫歯以外にもたくさんあります。
痛みは『体の異常』をしめすサイン。すぐに痛みが引いても十分な注意が必要です。

★沈黙の病 『歯周病』
歯周病は歯を失う原因のNo.1。
しかし、歯周病は初期段階では自覚症状が少ないのが特徴です。
もし歯ぐきに痛みが出たり引いたりするようなら、歯周病の可能性があります。
放置せずに早めに歯科でチェックしましょう。

★歯が折れている、割れている
転んだりぶつけたり、あるいは歯ぎしりの強い方は、歯が折れたり割れることで、痛みが出てくる可能性があります。
時間が経つほど温存が難しくなり、放置すると抜歯の必要性も出てきます。
心当たりがある場合は早めに受診をしてください。

★親知らずの周囲が炎症
親知らずは歯ブラシが届きにくく、ケアが行き届いていないと細菌が繁殖して炎症を起こす場合があ
ります(智(ち)歯(し)周囲炎(しゅういえん))。
手前の歯やあごの骨への影響も考慮し、抜いてしまった方が良い場合もありますが、お口の状態によりますので、まずはご相談ください。

★知覚過敏
歯の表面をおおうエナメル質が摩耗したり、歯ぐきが下がることで、冷たいものなどがしみます。知覚過敏の原因は「歯周病」「歯ぎしり」「破折」などさまざまです。
「むし歯ではないから」と放置せず、早めにご相談ください。

★繰り返す場合は早めの受診を
これらの他にも、かみ合わせ・副鼻腔炎(ふくびくうえん)・三叉神経痛(さんさしんけいつう)など、歯の痛みの原因は様々です。
特に痛みが出たり引いたりを繰り返す場合は、何らかの疾患がある可能性が高いので、早めに受診していただくことをおすすめします。

 

 

投稿者: うかい歯科

2020.09.08更新

こんにちは。院長の鵜飼です。
みなさんは9月の誕生石がサファイアであることはご存知でしょうか。
サファイアというと、やはり綺麗なブルーが印象的ですね。
その名前は、ラテン語の「青」を意味する言葉が語源となっており、和名でも「青玉」とつけられています。
そんなサファイアは古くから神聖な石とされ、身につける人を癒す力があると信じられていました。
ちなみに、今年のトレンドカラーは「クラシック・ブルー」。
サファイアと同じく深みのある青は、見る人に安心感を与える効果を期待でき、今の時勢にぴったりな色。アイテムに取り入れてみるのも良いかもしれません。

さて、石は石でも身につけたくないのが歯石です。
歯石とは、プラーク(歯垢)と呼ばれる「細菌の塊」が硬くなったもので、これが歯周病の原因になります。
歯石は約2日というスピードでできてしまい、そのうえ自分ではとることができません。
ぜひ定期的なクリーニングで健康な歯を保ち、快適な毎日をお過ごしください。

 

投稿者: うかい歯科

2020.08.12更新

こんにちは。院長の鵜飼です。

今年の8月は新型コロナウイルスの影響で、旅行やイベントなどを楽しむことが難しい状況になっていますが、こうした日々の中でも、ちょっとした工夫で夏らしい気分を味わうことができます。

たとえば日本の伝統的な夏の風物詩、水中花や風鈴。
水中花は木などを薄く削って彩色したもので、水を入れたグラスなどに入れると花のように美しく開きます。
一方の風鈴は、風が吹くたびに澄んだ音色を奏でる小さな鈴で、最近では現代的なインテリアに合ったデザインのものも販売されています。
生活の中にこうした涼しさを演出するアイテムを上手に取り入れれば、このような状況でも、爽やかな気分で真夏を過ごすことができるはず。

あわせて感染症予防の基本である手洗いを徹底し、いつも通りの生活を少しでも早く取り戻すために十分配慮していきましょう。
入念な歯みがきで、口内の粘膜の防御機能を維持することも忘れないようにしてください。

投稿者: うかい歯科

2020.07.01更新

こんにちは。院長の鵜飼です。
温風至(あつかぜいたる)という言葉をご存知でしょうか。
七十二候で7月7日~11日頃を指す言葉です。
言葉通り、熱をはらんだ風が本格的な夏の訪れを知らせてくれる時期ですね。
例年は海や山に遊びに行ったり、親せきと会ったりと楽しい季節ですが、今年はコロナウイルスの影響で思うように出かけられないことも多いかと思います。
さらに、オリンピック・パラリンピックなど、様々な大会やイベントが中止になってしまい残念ですが、来年にはかけがえのない私たちの日常が取り戻せるように、一人ひとりができることを継続しましょう。

まずは手洗いとうがいの徹底。
そして欠かせないのが歯みがきです。
菌やウイルスが入ってくるお口の中を清潔に保つことで、粘膜の防御機能が正常に働きます。
歯だけでなく、全身の健康を保つためにも効果的ですので、家にいる時間が長い分、歯みがきをいつもより丁寧にしてみてくださいね。

投稿者: うかい歯科

2020.06.01更新

こんにちは。院長の鵜飼です。

今回は、みなさんもすでにご存知かとは思いますが、新型コロナウイルスの感染予防対策について、改めて確認していきたいと思います。
まず、感染経路はウイルスのついたドアや手すりなどに触れることによる「接触感染」と、くしゃみや咳とともに放出されたウイルスを吸い込む「飛沫感染」の2つです。
これらへの基本的な対策として挙げられるのが「手洗い」と「マスクの着用を含む咳エチケット」の徹底。
どちらも新型コロナウイルスだけではなく、インフルエンザなどの感染症でも同様です。


【歯医者の感染予防対策】
歯科治療は血液や唾液を媒体とし、患者さんから術者へ、術者から別の患者さんへと常にウイルス
や細菌の感染リスクがあります。
また、新型コロナウイルスなどでも話題になっていますが
「感染しているが症状は出ない」 ということも珍しくありません。
そこで、歯科医院では「全ての患者さんが保菌者の可能性がある」という前提で、患者さん、術者双方ともが安全に治療が行われるよう、感染予防処置を実施しています。
これを「標準予防策 (スタンダードプリコーション)」と呼びます。


【安全な治療のためにこんな対策をしております】
★滅菌★
歯を削るタービンと言われる機械や歯石をとる道具など、お口の中に入る全ての器具は血液などに触れるため、感染リスクが高くなります。
そのため、ウイルスや細菌を完全に死滅させる「滅菌」処理を行います。
主な方法としては「高圧蒸気滅菌器」と呼ばれる器械で、110度を超える蒸気を使って滅菌します。
その為に当院では高圧蒸気滅菌器が1台では間に合わないので『3台』用意しております。
詳細は当院の待合室に写真付きで案内があるます。

★消毒・洗浄★
患者さんのお口に入るにも関わらず、高圧滅菌に対応しないものは超音波洗浄器で消毒をしたのち薬液に一定時間つけ置きをします。
また、患者さんが座る治療用のチェアや、うがいをする受け皿部分、ライトや器具を乗せるテーブル、レントゲンなど、滅菌器に入れられないものは、エタノールなど洗浄剤等を使ってしっかりと拭き取ります。

また、エアロゾル感染予防の為に、口腔外バキュウームを用意し、
治療にあたるスタッフは全員マスク、エプロン、メガネ、フェイスシールド、手袋を装着した状態で対応しています。

歯科では新型コロナウイルスの流行に関わらず、様々な感染症からみなさんを守るため、普段から徹底した感染予防をしています。
口腔ケアを定期的に行うと肺炎やインフルエンザなどの感染症予防に効果があるというデータもあります。今回のコロナウイルスにも予防になりますので、定期的な歯の掃除も大変重要です。
また、歯が痛いときなど、困ったときは無理をせず安心してご来院ください。

投稿者: うかい歯科

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