大人の歯と子供の歯のちがい
2021.09.25更新
【大人の歯と子供の歯は何がちがう?】
全部で20本の乳歯と、親知らずをのぞいて28本の永久歯。
しかし、本数以外にも実は大きな違いがあります。
【乳歯の厚みは永久歯の半分?】
乳歯と永久歯の違いは、歯の「質」と「厚み」。
乳歯は永久歯よりもやわらかいため、むし歯になりやすいのです。
さらに、乳歯のエナメル質や象牙質は永久歯の半分程度の厚みしかなく、むし歯になってしまうと、すぐ神経に達してしまうので注意が必要です。
【どうやって永久歯は生えてくるの?】
歯は歯胚(しはい)というタネから形成されていきます。
永久歯の歯胚が作られるのは胎生3ヶ月半ごろ。
やがて歯胚が成長して根までできた頃に「そろそろ生えるぞ」と乳歯に信号を出します。
すると乳歯の根が溶けだし、永久歯へとバトンタッチされるのです。
もし永久歯まで失ってしまうと、みなさんの健康にも大きな悪影響が及びます。
一生使い続けられるように、大切に守っていきましょう。
【乳歯の頃から歯は大切に】
乳歯の頃から歯を大切にしておけば、生えてくる永久歯は丈夫になり、大人になってもケアする習慣が身につきます。
乳歯も永久歯も大切な歯であることに変わりないので、お子さまのためにも、乳歯の頃からケアは徹底していってくださいね。
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