うかいブログ

2021.10.13更新

こんにちは。院長の鵜飼です。
今年の十五夜は9月21日でしたが、十三夜と呼ばれる「もうひとつのお月見」をご存知でしょうか?
十五夜が中国から伝わったのに対し、十三夜は日本独自の風習。
十五夜の次に美しい月で、2つを合わせて「二夜の月」と呼ばれています。
昔は片方だけしかお月見しないことを「片見月」や「片月見」と言って縁起が悪いとされ、十五夜と十三夜に同じ庭で月を見る風習があったそうですよ。
十三夜は旧暦9月13日の夜を指しており、西暦に当てはめると、今年は10月18日。
空を見上げたときに、綺麗な月が見えるといいですね。
月といえば、表面に浮かぶ影はうさぎやカニなどさまざまな模様に例えられますが、人の歯にも「模様」が浮かび上がることがあります。
これは『脱灰』の影響や、『エナメル質形成不全』などが原因と考えられますが、「実はむし歯だった」という可能性もあります。
特定するにはプロの診断が必要ですので、まずは歯科でチェックしてもらいましょう。

投稿者: うかい歯科

2021.09.25更新

【大人の歯と子供の歯は何がちがう?】

全部で20本の乳歯と、親知らずをのぞいて28本の永久歯。
しかし、本数以外にも実は大きな違いがあります。

【乳歯の厚みは永久歯の半分?】
乳歯と永久歯の違いは、歯の「質」と「厚み」。
乳歯は永久歯よりもやわらかいため、むし歯になりやすいのです。
さらに、乳歯のエナメル質や象牙質は永久歯の半分程度の厚みしかなく、むし歯になってしまうと、すぐ神経に達してしまうので注意が必要です。

【どうやって永久歯は生えてくるの?】
歯は歯胚(しはい)というタネから形成されていきます。
永久歯の歯胚が作られるのは胎生3ヶ月半ごろ。
やがて歯胚が成長して根までできた頃に「そろそろ生えるぞ」と乳歯に信号を出します。
すると乳歯の根が溶けだし、永久歯へとバトンタッチされるのです。
もし永久歯まで失ってしまうと、みなさんの健康にも大きな悪影響が及びます。
一生使い続けられるように、大切に守っていきましょう。

【乳歯の頃から歯は大切に】
乳歯の頃から歯を大切にしておけば、生えてくる永久歯は丈夫になり、大人になってもケアする習慣が身につきます。
乳歯も永久歯も大切な歯であることに変わりないので、お子さまのためにも、乳歯の頃からケアは徹底していってくださいね。

投稿者: うかい歯科

2021.09.16更新


【歯垢と歯石の違い】
みなさんは、歯垢と歯石の違いをご存じでしょうか?
「気にしたことがない」という方もいらっしゃると思いますが、もし「たいして変わらない」とお考えでしたら、それは大きな間違いです。
歯垢(プラーク)とは、だ液中の糖タンパクと細菌が結びついて作られたもの。
簡単に言うと、細菌の塊です。歯垢1mg中には1億〜10億ほどの細菌がいると言われていますが、歯ブラシなどを使ったご自身のケアで落とすことができます
一方で、歯石は歯垢が硬くなったもの。  だ液に含まれるリンやカルシウムと歯垢が混ざり、石灰化して歯にくっついたものです。
歯石は石のように硬く、セルフケアでは取り除くことができません。
取り除くためには、歯科専用の器具を使用する必要があります。

【歯石を放置したらどうなる?】
歯石の表面はザラザラしており、歯垢がつきやすい状態です。
その歯垢がまた歯石となり、歯垢が増え、活発になった細菌がむし歯や歯周病をひき起こす可能性も。他にも、歯ぐき下がりや知覚過敏など、悪循環が別の悪循環を呼び、どんどんと身体への悪影響が広がっていくのです。

【断つには元から】
歯石を防ぐためには、歯石の原因となる歯垢をきれいに落とす必要があります。
そのためにも、まずは歯科医院でブラッシング指導を受けるのが効果的。
フロスや歯間ブラシの使い方まで、しっかりと身につけていただくことができます。
そして、歯石ができてしまった時のためにも、定期的に歯科医院を受診して、歯垢や歯石のないきれいなお口を目指してくださいね。

投稿者: うかい歯科

2021.09.03更新

こんにちは。院長の鵜飼です。
そろそろサンマがおいしい季節になってきましたね。
サンマは、その名前の由来にふたつの説があると言われています。
ひとつ目は、細長い魚を意味するサマナという言葉が、サマ、サンマと変化した説。
もうひとつは、サンマは群れで泳ぐことから、大きな群れを意味するサワと、魚を意味するマが合わさり、サワンマ、サンマと変化した説です。
大正時代以前では「三馬」と書かれることもあったとか。
現在使われている『秋刀魚』という漢字は「秋に獲れる刀のような魚」という意味が馴染みやすく、広まったようです。
そんなサンマは『捨てるところのない魚』と言われるほどカルシウムなどの栄養が豊富な食材。実は、私たちのだ液にもカルシウムが含まれており、むし歯菌が歯を攻撃しても、だ液が修復してくれる機能が備わっています。
この修復を促すためには、普段からサンマなどでカルシウムを摂取するのがおすすめ。さらに歯科で治療・予防を行い、歯をしっかりと守っていきましょう。

投稿者: うかい歯科

2021.08.25更新

もはや常識!? 成人の8割がかかっている! 歯周病と全身リスク

近年では、30歳以上の日本人の約80%が歯周病だといわれています。
しかし、そのことを自覚している方、そして、そのリスクをご存じの方はそう多くありません。

【歯周病がもたらす「危険」】
歯周病とは、細菌の感染によって歯ぐきや歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
歯みがきが上手にできていないと、歯の表面にはプラーク(歯垢)と呼ばれる白い塊が蓄積されます。
プラークにはたくさんの細菌が含まれており、細菌が毒素を吐き出して歯ぐきに入り込むことで歯周病を引き起こします。

【ただの「お口の病気」じゃない!?】
歯周病によって歯ぐきが赤く腫れると、ちょっとした刺激で出血してしまうことがあります。
さらに症状が進行すると、歯を支えている骨が溶けて歯がグラグラと動き、いずれ抜けてしまいます。
そして、それらの傷口などから歯周病菌が血管に入り込み、全身に回ってしまうと、脳梗塞・認知症・誤嚥性肺炎・糖尿病・早産…などなど、様々な病気の原因となりえます。
歯周病を放置することは、これらのリスクを放置することに繋がるのです。

【歯周病を見逃さないために!】
初期の段階だと痛みもなく、自分で気がつきにくい歯周病。
予防するには、適切な口腔ケアが大切です。
気づかぬうちに歯周病になっていないか、定期的に歯科でチェックしてもらいましょう。

投稿者: うかい歯科

2021.08.17更新

【睡眠前後の歯磨きはとっても大切!】
寝る前に歯みがきだけは絶対にしましょう!と言ってしまうと、「他の時間はしなくてもいいの?」と思われるかもしれませんが、もちろんそうではありません。
しかし、それぐらい就寝前の歯みがきは大切。
本来私たちのお口は「だ液」が殺菌や歯の再生などを促し、健康な状態を保とうとしています。
しかし、睡眠中にはその「だ液」がほとんど分泌されません。
つまり、眠っている間は口腔内が乾き、菌が繁殖しやすい環境となってしまうのです。

【増える前に菌を減らそう】
むし歯の発生には、むし歯菌、歯の質、糖分、時間の経過が関係しています。
むし歯菌は、食べ物に含まれる糖分を食べて増殖し、酸を排出します。
その酸によって歯の表面を覆うエナメル質は溶け出してしまうので、「糖分がお口の中に長い時間とどまっている状態」は、むし歯菌に餌を与え続けているようなもの。
そのため、就寝前にはフロスや歯間ブラシも使って可能な限りお口を清潔にするのがおすすめです。
さらに、食事やおやつの後の「細菌が増えやすいタイミング」も欠かさず歯みがきをして、細菌から歯
を守っていきましょう。

【セルフケア—とプロケアー】
これだけ気をつけていてもご自身でのケア(セルフケア)には限界があります。
歯科医院では、取り切れなかった汚れを専用器具でクリーニングしたり、磨き残しがちな場所をチェックしたりすることができます。
セルフケアのアドバイスもさせていただきますので、気になったことがあればいつでもお気兼ねなくお尋ねください!

投稿者: うかい歯科

2021.08.04更新

こんにちは。院長の鵜飼です。
お祭りに行くと、必ず並んでいるかき氷。夏の定番ともいえるかき氷は、日本で古くから親しまれてきた食べ物です。
かき氷に関して記載のある最も古い文献は「削り氷にあまづら入れて、新しき金椀に入れたる」と記された、清少納言の枕草子だといわれています。
当時、甘い素材は大変貴重だったので、かき氷は限られた人しか食べられない高級な食べ物だったそうですよ。
カラフルで見ているだけでも楽しいかき氷ですが、いちごやメロン、ブルーハワイなどのシロップは同じ味だと言うから驚き。
食べ物を連想する色や香りを使って、脳に違う味だと錯覚させているそうです。
色といえば、『健康な歯ぐき』と『歯周病の歯ぐき』では、色が異なることをご存じでしょうか?
健康な歯ぐきは薄いピンク色ですが、歯周病の歯ぐきは赤色や赤紫色をしています。
ピンク色の歯ぐきを目指すには、「正しい歯みがき」や「口腔ケア」が必要不可欠。
歯科では歯みがき指導なども行っておりますので、気になった方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

投稿者: うかい歯科

2021.07.01更新

こんにちは。院長の鵜飼です。
7月と言えば土用の丑の日。
うなぎを食べる方も多いのではないでしょうか?
土用の丑の日=うなぎを流行らせたのは、江戸時代中期を生きた奇才『平賀源内』だと言われています。
夏の売上に悩むうなぎ屋のために「土用の丑の日には縁起のいい『う』がつく『うなぎ』を食べて、夏を乗り越えよう!」というキャッチコピーを提案したことがきっかけです。
うなぎは万葉集で「夏痩せにはうなぎを食べると良い」という歌が詠まれるほど、体調を崩しやすい夏にぴったりな食材。
ビタミンAやビタミンB群などの栄養がたっぷり含まれており、疲労回復効果が期待できます。
うなぎ以外にもトマトやかぼちゃなど、夏には栄養価の高い食材がたくさんありますが、食材の持つ栄養をしっかりと摂取するためには「健康な歯」が必要不可欠。
そして健康な歯の維持にはみなさんの協力が欠かせません。
丁寧な歯みがきや、定期的な検診で歯を守り、栄養をたっぷりと体に取り入れて、厳しい夏を乗り切りましょう!

投稿者: うかい歯科

2021.06.16更新

【つめものの常識、非常識】

【これだけある!つめものが取れる原因】
食べ物を噛んだり、だ液で常に湿っていたり、食事のたびに酸性・アルカリ性が入れ替わったりと、お口の中は想像以上に過酷な環境です。
そのため、長く使い続けたつめものには歪みやヒビが入り、歯の形と合わなくなると取れてしまうことも。
また、銀歯などの金属製のつめものをつけるとき、歯科用セメントにより合着されますが、それは時間とともに劣化します。
このセメントが溶けて無くなることで、隙間が空いてつめものは取れてしまうのです。
他にも、歯ぎしりや食いしばり、継続して強い力が加わる、などが原因で、つめものが取れることがあります。

【最悪の場合! 再び虫歯に…】
つめものは高い精度で製作されていますが、取れるほどではなくても、隙間ができることは多々あります。
そして、この隙間にプラーク(歯垢)が入り込むと、新たなむし歯を引き起こしてしまうのです。
こうしたリスクがあるため、治療したところほどしっかりケアをする必要があります。

【つめものが取れたまま放置したらどうなるの?】
痛みがないと、つい放置してしまいがちですが、つめものが外れてしまった歯の面はでこぼこしているため、歯みがきがしづらく、汚れがたまりやすいもの。
つめものが取れたままでいるとあっという間にむし歯が進んでしまうので注意が必要です。
そのうえ、つめものが外れた部分は象牙質が露出している場合がほとんど。
象牙質はむし歯になりやすい組織なので、つめものが取れたらすぐに歯医者さんに行くのがおすすめです。
早めに対応すれば取れたつめものをそのまま再着できることもあるので、早めに歯科医院で診てもらいましょう!

投稿者: うかい歯科

2021.06.07更新

こんにちは。院長の鵜飼です。
6月と言えばジューンブライド。
結婚式のなかでも、ケーキ入刀は外せないシャッターチャンスですよね。
互いに手を取るケーキ入刀は、ふたりの共同作業で有名ですが、その後に行われるファーストバイトにも意味があることをご存知でしょうか?
お互いにケーキを食べさせ合うファーストバイトは、欧米から日本に伝わった演出で
「一生食べ物に困らせない」「一生おいしいものを作ってあげる」など、様々な意味が込められているようです。
いわば、ふたりが過ごす幸せな結婚生活の約束のひとつ、ということですね。

一生食事を楽しむためには、結婚するふたりの約束以外にも大切なものがあります。
それは、みなさんのお口の中にある歯。
いつまでもおいしく食事をするためには、丈夫で健康な歯が必要不可欠です。
少しでも長く、食事を楽しむためにも、健康な歯を維持するケアをしっかり行っていきましょう。
いつまでも幸せな笑顔でいられるように、精一杯お手伝いさせていただきます。

投稿者: うかい歯科

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