うかいブログ

2020.09.15更新

こんにちは。院長の鵜飼です。

『歯が痛い』、そんな時に真っ先に疑うのが『虫歯』です。
しかし、歯が痛む原因は虫歯以外にもたくさんあります。
痛みは『体の異常』をしめすサイン。すぐに痛みが引いても十分な注意が必要です。

★沈黙の病 『歯周病』
歯周病は歯を失う原因のNo.1。
しかし、歯周病は初期段階では自覚症状が少ないのが特徴です。
もし歯ぐきに痛みが出たり引いたりするようなら、歯周病の可能性があります。
放置せずに早めに歯科でチェックしましょう。

★歯が折れている、割れている
転んだりぶつけたり、あるいは歯ぎしりの強い方は、歯が折れたり割れることで、痛みが出てくる可能性があります。
時間が経つほど温存が難しくなり、放置すると抜歯の必要性も出てきます。
心当たりがある場合は早めに受診をしてください。

★親知らずの周囲が炎症
親知らずは歯ブラシが届きにくく、ケアが行き届いていないと細菌が繁殖して炎症を起こす場合があ
ります(智(ち)歯(し)周囲炎(しゅういえん))。
手前の歯やあごの骨への影響も考慮し、抜いてしまった方が良い場合もありますが、お口の状態によりますので、まずはご相談ください。

★知覚過敏
歯の表面をおおうエナメル質が摩耗したり、歯ぐきが下がることで、冷たいものなどがしみます。知覚過敏の原因は「歯周病」「歯ぎしり」「破折」などさまざまです。
「むし歯ではないから」と放置せず、早めにご相談ください。

★繰り返す場合は早めの受診を
これらの他にも、かみ合わせ・副鼻腔炎(ふくびくうえん)・三叉神経痛(さんさしんけいつう)など、歯の痛みの原因は様々です。
特に痛みが出たり引いたりを繰り返す場合は、何らかの疾患がある可能性が高いので、早めに受診していただくことをおすすめします。

 

 

投稿者: うかい歯科