うかいブログ

2024.12.31更新


「むし歯や口内炎だと思っていたけど、実は他の病気のサインだった」というケースは意外と少なくありません。

★症状→虫歯のない歯がズキズキ痛む
『帯状疱疹のサイン』かも?
体の片側だけにあらわれる発疹や水ぶくれ、痛みなどの症状が特徴的な帯状疱疹では、初期に歯の痛みを伴うことがあります。

★症状→舌がひりひりする、痛い
『貧血のサイン』かも?
「鉄欠乏性貧血」では、動悸や息切れ、めまいなどに加え、お口の中にも何らかの症状を伴うことがあります。「舌が赤く、ヒリヒリ痛 む」「口の端が切れて痛い」「食べものがうまく飲み込めない」などの症状が出ることも。

★症状→赤いポツポツが発生
『手足口病のサイン』『ヘルパンギーナのサイン』かも?
いずれも子どもに多いウイルス感染症です。夏に流行しやすく、お口の中に赤くポツポツとした水ぶくれを伴います。口内炎のように見えますが、小さなお子さんの場合は以下の全身症状にも注意が必要です。
【手足口病】手や足にも発疹があらわれます。熱は平熱か微熱であることがほとんどです。
【ヘルパンギーナ】主に喉から上あごにかけて発疹があらわれ、40度近い高熱を伴います。

★歯科の受診がお口以外の病気の発見に!
歯科の受診がお口以外の病気発見に繋がることも少なくありません。女性に多い鉄欠乏性貧血ではその自覚症状がなく、お口トラブルがきっかけで発見に至ることがあります。気になるお口は放置せず、なるべく早めに歯科医院で相談しましょう。

投稿者: うかい歯科

2024.12.14更新

こんにちは。院長の鵜飼です。
12月21日は、1年で昼の時間が最も短くなる日である「冬至」です。
日本では古くから冬至にかぼちゃを食べる風習がありますが、その一方で「かぼちゃは夏の野菜のはずなのに、なぜ冬至に食べるのか」という疑問が浮かびます。
理由は諸説ありますが、野菜の保存が難しかった時代に、保存しやすく栄養価も高いかぼちゃで寒い冬を乗り切る、という先人の知恵があるようです。
かぼちゃに豊富に含まれる「βカロテン」という栄養素は体内で「ビタミンA」に変わり、外界からのバリアとなる皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。
そのβカロテンは歯ぐきの健康を保つうえでも欠かせない栄養素です。
かぼちゃのほかに、春菊やほうれん草など冬の野菜にもβカロテンは豊富に含まれます。寒い冬はこれらの旬の野菜と歯科のメインテナンスでお口の健康を守っていきましょう。今年も残りわずかとなりましたが、バランスの良い食事とお口のケアで健康的な毎日をお過ごしください

投稿者: うかい歯科

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