うかいブログ

2022.03.22更新

私たちのお口は、食事や嗜好品によってたくさんの刺激を受けています。
たとえば、堅いおせんべいなどは、お口の中の粘膜が傷つく原因になります。
また、お酒のアルコールや、タバコに含まれる毒素も「刺激」のひとつ。
さらに、欠けたかぶせものや、お口に合わない入れ歯を使い続けた場合も、お口の中を傷つける可能性があります。
傷ついた箇所に刺激が加わり続けると、病気の原因となることがあるため注意が必要です。

【扁平苔癬】
白い網目模様が見られ、痛みや違和感を伴うのが特徴。
発症は40歳以上の女性に多く、ウイルスや細菌感染、ストレスが原因だといわれています。

【口腔内カンジダ症】
ストレスなどが原因で免疫力や体力が低下すると、お口の中のカビが活発になって引き起こされる病気です。

【白板症】
粘膜の一部が白く病変し、拭っても取れません。
男性は女性の約2倍ほど発症する可能性が高いといわれています。
また、長期的に刺激が加わることで極稀にがん化することも。

お口の病気には痛みを感じないものもあり、自分で異常に気がつかないことも。
ですが、定期検診ではお口の中の異常をいち早く感知できるので、病気の早期発見にもつながります。
少しでも気になる症状がある方はいつでもご相談くださいね。

投稿者: うかい歯科

2022.03.22更新

こんにちは。院長の鵜飼です。毎年3月3日は、女の子の健やかな成長を願ってお祝いをする「ひな祭り」。この日に親しまれる食べものはかわいらしく華やかなものばかりで、なかでも桜餅は色や名前が季節のイメージにもぴったりですよね。そんな桜餅の魅力といえば、あの独特な『さくら味』。意外にも、その名前とは異なり「桜の花の味ではない」ことはご存じでしょうか?桜の葉を塩漬けにすると、葉に含まれる『クマリン』という成分が独特の風味を生み出します。その風味から生じる「香り」が私たちの知る『さくら味』の正体のようです。香りの成分が味を表現しているなんて、なんだか不思議ですよね
味といえば、子ども用の歯みがき粉は甘い味が多く販売されていますが、その甘味はむし歯の原因になりにくい人工甘味料や香料によるもの。甘くても歯に悪い、ということはありません。それよりも大切なのは、歯みがき粉よりも「ちゃんと歯みがきができること」です。大人でもしっかり磨けている方は少ないので、ぜひ一度、歯科の歯みがき指導を受けてみてください。

投稿者: うかい歯科