『ゴシゴシ磨きは歯の大敵』
2023.06.21更新
『ゴシゴシ磨きは歯の大敵』
歯をきれいにしようと強い力で歯ブラシを押し付けるような磨き方は逆効果です。
毛先が広がって隙間ができてしまい、「歯面」にきちんとあたらなくなってしまうため、汚れを落とせません。
さらに、広がった毛先が歯ぐきを傷つけ、歯ぐきが下がって歯の根っこ部分が露出する原因にもなります。
しかも、露出した「歯の根っこ部分」はむし歯のリスクが高く、一度むし歯ができるとどんどん進行してしまいます。
歯みがきをするときの適切な力は150g~200gといわれています。
この力加減は、指先に歯ブラシをあてたときに毛先が開かないくらいの軽い力です。
「こんなに軽い力でいいの?」と思うかもしれませんが、これこそちょうどいい加減!
毛先がきちんと歯面にあたれば、汚れはしっかり落とせます。
上手な歯みがきのコツは2つ!「歯面に毛先をフィットさせること」と、「毛先を直角にあて、軽い力で小刻みに動かすこと」です。
その際、『ペングリップ』といって、鉛筆を持つように歯ブラシを持つと、加減がしやすいのでおすすめです。
当院のブラッシング指導では「お一人おひとりに合わせた磨き方」「歯ブラシの選び方」などをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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