うかいブログ

2020.05.28更新

よく噛むってこんなに素晴らしい

① 認知症のリスクが下がる
アルツハイマー型認知症の原因になる「アミロイドベータ」という物質は、噛むことで増加を抑えられることがわかっています。つまり、噛むことは認知症の予防になるということ。さらに、よく噛むことで脳が刺激を受けると、反射神経が鋭くなり、さらに記憶力・認識力・判断力・集中力がアップすることもわかっています。

② ダイエットになる
しっかり噛むと「満腹中枢」が刺激され、たくさん食べてしまう前に、早い段階で「満腹感」を感じることができます。さらに、「食べる」という
行為そのものが、エネルギーを使います。(人が消費するエネルギーの10%は食事によるものです!)その際、しっかり噛んで食べることで、より多くのエネルギーが消費され、ダイエットにつながります。

③ 虫歯、歯周病、口臭予防にも
よく噛むと「だ液」がたくさん分泌されます。「だ液」は単なる水分ではなく、むし歯や歯周病、あるいは口臭の原因となる「細菌」を洗い流し、殺菌する作用もあります。それだけでなく、酸で溶けた歯を修復してくれたり、免疫力がアップするなど、健康にとっても欠かせない存在です。

投稿者: うかい歯科

2020.05.18更新


口臭の原因が歯周病という場合もあり、正しい歯みがきをすることが歯周病予防には欠かせません。
日本では30代以上の7割が歯周病ともいわれる現在、定期的な歯科検診で健康な歯をキープできるように心掛けてくださいね。


誰もが一度は気になったことがある「他人の口臭」。
しかし、自分自身の口臭はなかなか気づかないものです。
そこで、毎日の習慣にすることで、常に口臭が最小限になる3つの方法をご紹介します

1.朝ご飯をしっかり食べる
グラフを見てもわかるように口臭は寝起きが最も強くなります。
口臭の主な原因は細菌が発生させるガス。
こうした細菌を殺菌し、洗い流す重要な役割を果たしているのが「だ液」です。
しかし、就寝中はだ液があまり分泌されません。よって、朝になると口の中の細菌が増えてしまい、口臭がひどくなりやすいのです。
こうした口臭に効果的なのが「朝ごはんをしっかり食べる」こと。
朝ごはんを食べることでだ液がしっかり分泌されるだけでなく、お口の中が酸性になることで、口臭を発生しにくい状態にしてくれます。

歯垢(しこう)とも呼ばれるプラークですが、これは単なる食べかすではなく「細菌のかたまり」です。
つまり、しっかりプラークを取らずに放っておくと、口臭の原因になります。
とはいえ、単に歯をみがけばいい、というわけではありません。
実は「歯ブラシでみがくだけ」では、歯の表面のプラークしか取れず、およそ4割もみがき残しがあるのです。

2.フロス・歯間ブラシを使ったケア
そこで重要なのが「フロス・歯間ブラシを使ったケア」です。
歯ブラシで取り残した「歯と歯の間」のプラークを取るにはフロス・歯間ブラシが必須。
1日1回、就寝前の歯みがきの際に一緒に使っていただくだけでも十分な効果があります。

3.歯周病菌の住処を定期的に除去
口臭の中でも臭いが強く、さらに、朝だけでなく一日中臭うのが「歯周病菌」による口臭です。
歯周病菌を減らすには、毎日のケアだけでなく、その住み家となっている「歯石」を取る必要があります。歯石はご自身では取れませんので、歯科医院で取り除く必要があります。実は、この「歯石取り」は単に口臭のためだけでなく、歯周病の治療と予防のためにも必要な処置です。
歯周病は歯を支える骨を溶かし、歯が抜けてしまう病気。
3ヶ月に一度通院すれば口臭予防と歯周病予防の一石二鳥になりますので、ぜひおすすめです。

4.舌にも口臭の原因がある
舌についた白っぽい「舌苔(ぜったい)」も口臭の大きな原因の一つです。
舌クリーナーといった器具がありますが、使用法を誤ると舌を傷つけてしまうおそれもありますので、歯ブラシ指導も兼ねて、まずは歯科医院にご相談ください。

投稿者: うかい歯科

2020.05.12更新

こんにちは。院長の鵜飼です。
立春から数えて88日目を八十八夜といいますが、今年はうるう年なので5月1日にあたります。
八十八夜の日に摘まれたお茶は「一番茶」「新茶」と呼ばれ、昔は長寿の薬として珍重されてきました。
実際にはお茶の種類や産地によって適した茶摘みの時期は違うようですが、新茶の時期と聞くだけでさわやかな気持ちになりますね。

実は、お茶はおいしいだけではないのです。
タンニンやカテキン、菌の繁殖を抑える成分や口臭予防に役立つ成分が多く含まれている、お口の味方でもあります。
せっかくの新茶の季節、急須でお茶を入れてみてはいかがでしょうか。
新茶を飲み、食後に歯みがき。
それから歯医者で定期検診。
この3つでお口をさわやかにして過ごしましょう。

投稿者: うかい歯科