うかいブログ

2023.05.31更新

こんにちは。院長の鵜飼です。
じめじめとした日が続く梅雨ですが、作物にとっては恵みの雨をもたらす貴重な季節です。なかでも、「梅雨」という名前の一部でも使われている「梅」は、この雨によって熟し、収穫の時期を迎えます。
梅には食物繊維やナトリウムなどが多く含まれており、栄養満点です。
また、「梅はその日の難逃れ」「梅は三毒を断つ」と言われるほど、殺菌効果のあるクエン酸が豊富で、疲労回復にもぴったりです。
身体や気分が重く感じたときは、さっぱりとした梅でリフレッシュしてみるのはいかがでしょうか。
梅干しのような酸っぱいものを口に含むと、身体は「毒」だと判断し、だ液で薄めようとする働きがあります。想
像するだけでだ液が出るのは、その記憶に対 する条件反射によるものだそうです。
だ液の殺菌作用は、むし歯や歯周病予防 の助けにもなってくれます。
しかし、お口の健康を守るためにも、歯科医院での定期的なチェックを心がけてくださいね。

 

投稿者: うかい歯科

2023.05.17更新


歯科医師や歯科衛生士でも、お口の中をひと目見ただけで、すべての症状を見つけることはできません。
というのも、お口の疾患のなかには「見た目だけではわからないもの」も存在します。
そこで役に立つのが『レントゲン』です。

【隠れた虫歯も見つけられる】
レントゲンは、正式には『X線撮影』といって、X線を通して体の中を写し出します。
筋肉など密度の低い部分はX線がよく通るため黒っぽくなり、逆に骨などの組織はX線が通りにくいため、白っぽく写ります。
むし歯ができた箇所は歯が溶けて密度が下がり、レントゲンで撮影 すると黒く写るため、肉眼では見えないむし歯もしっかり見つけることができます。

【歯周病や親知らずもレントゲンでチェック】
レントゲンはむし歯だけではなく、歯周病の進行具合も調べることができます。
歯周病は、放っておくと「歯」や歯を支える「あごの骨」が溶けてしまう恐ろしい病気です。レントゲンにはあごの骨も写るため、骨の高さから歯周病の進行具合を確認できます。

他にも、親知らずの生えている向きを確認して抜歯の計画を立てたり、歯の根っこの先に膿が溜まっていないか確認したりする際など、レントゲンはさまざまな診断で活躍します。

【被ばく量は必要最低限】
実は、私たちは空気や食品などから常に放射線を受けており、年間で約2.1ミリシーベルトの被ばくをしています。
それに対して歯科におけるレントゲンの被ばく量は、約0.01~0.1ミリシーベルト程度で、日常生活における被ばく量よりも極めて低いことがわかります。
むし歯を早期発見する上で、レントゲンはとても有効な検査方法です。
みなさんの健康を第一に考え、レントゲン撮影が必要かどうかは、私たちが責任をもって判断していますので、安心して検査を受けてくださいね。

投稿者: うかい歯科